初級者がすべき「簡易版15分シャドーイング」を紹介します♪【継続を優先】

これは初級学習者あるあるですね！この気持ち分かります。私も実は長い間、正しいやり方をよくわからないままシャドーイングを続けてしまってました苦笑

この記事を読めば、英語初級の人向けの正しいシャドーイングのやり方・手順が100％わかります。

初級者がすべき「簡易版15分シャドーイング」

以下の５STEPになります。時間はおよそ15分くらい。超シンプル。

１つずつ深掘りしていきます。

STEP① 自分に合った題材選び

とにかくこれが一番大事。多くの人は自分のリスニング力（シャドーイングレベル）がわからないまま、難しい教材を選びすぎだから。例えば、英検２級に合格したいからといってシャドーイングの使用教材は２級レベルが合っているとは限らない。

大抵１つ下の準２級、ひょっとしたら３級レベルから始める方がいい人が多い。英検で言えば、リスニング問題で8割をあっさり超えるレベルじゃない限りはまだまだ教材レベルを上げない方が良いです。

STEP② スクリプトを理解（文法・語彙）

次に、まずは素材英文をしっかり読み込み、文法や語彙などを整理してからでないとシャドーイング効果は低いです。

なのでいきなり音源をシャドーイングするような人は空回りしてしまいます。初級の方にとっては、まずしっかり語彙を調べ、文法を調べてシャドー前の土台作り。

STEP③ テキスト見ながらシャドー（０.８倍）

次に、いきなり音源スピードでやらずに０.８倍速がおすすめ。個々の発音や音の繋がり、変化などを感じるにはナチュラルスピードでは速すぎるのです。ここで最低３回はやりましょう。

倍速プレイヤーのおすすめは「Audipo」一択です。無料版でも十分神レベル。

STEP④ テキスト見ながらシャドー（１.０倍）

０.7倍でできるようになったら、今度はその発音やリズム、音声変化を維持したまま１.０倍へ。テキストを見ながらなのでついていけるはず。

STEP⑤ テキスト見ないでシャドー 気の済むまで

最後の仕上げに、テキストなしのナチュラルスピードでシャドーイング。きっと上記③④ですでに10回近くシャドーしているからほとんどの英文内容は頭に入っているはず。

おまけ　テキスト見ないでシャドー　1.2〜1.5倍

ここでTOEICや英検などの本番が近づいてきたら１.２〜1.5倍速に挑戦してみてください。意外といけるもんです。スポーツでいう「高地トレーニング」ですね。検定試験の本番当日に向けて速さ対策にGoodです。

いかがでしょうか。上記全てで15分で終わります。1回の音源が20秒くらいだとしたら、合計20回はシャドーできますね。

２　シャドーはこんなに簡単な英文でいいの？！っていうくらいがちょうどいい

多くの人がシャドーイングをなめています。なのでなんとなく教材を選びすぎ。

シャドーイングの正しい教材選び

さて、一番重要だと前述した「シャドーイング教材の選び方」ですが、初めは簡単すぎるくらいがちょうどいいです。英検で言うと１つ下の級、シャドーの基本は「やさしめ＋毎日＋同じ文章」です。

TOEIC を受ける人からよく相談を受けますが、いきなりTOEIC教材はNG。速すぎます。まずは英検２級教材で8割以上余裕で取れてからですよ。

同じ英文をどれくらい反復すべきか

これは個人差もあると思いますが、結論から言うと、２〜３日は同じ文章がちょうどいいです。１日だけで終わってしまうと消化不良でほんとにできたかどうかよくわからんまま次の題材に行ってしまうので。

最低２日、できれば３日連続で行うと、シャドーイングを通してその題材からは学ぶものがないくらい吸収している感覚になれます。

最後に

今回は初級者さん向けに簡易版15分シャドーイングの手順をお伝えしましたが、内容は自分が初級の場合はこれをやっておけばよかったという内容を遡って作成しています。

なので、15分簡易版とありますが、上記を１ヶ月続けるだけで大きく変われます。３ヶ月も続けたら圧倒的な成果が上がるでしょうね。

是非、このブログにきた人は最短距離でリスニングを伸ばしてください♪